全身オーガズム
全身オーガズムとは、体のあらゆる部分に発生する強烈なオーガズムを指します。
つま先が内側に曲がったり、腹筋が引き締まったり、足が痙攣したり、指が痺れることもあります。
全身オーガズムは本当にあるの？
あなたは下半身だけでなく、他の体の部分でも間違いなくオーガズムを得ることができます！
信じられないほど素晴らしい全身オーガズムを達成するには、主に2つの方法があります。
深呼吸、エネルギーの「チャネリング」、忍耐の組み合わせを含むタントラのアプローチと、さまざまな感覚や性感帯を重ね合わせる「レイヤリングアプローチ」（例: クリトリス + G スポット + 乳首）です。
全身オーガズムに性別は関係あるの？
全身オーガズムは女性だけのものではありません、性別や性器に関係なく、誰でも全身オーガズムを得ることができます。
タントラアプローチの場合、性別に関係なく方法は大体同じです。
レイヤリングアプローチの場合、当然組み合わせる性感帯は性別によって異なります。
自然に起こるの、それとも意図的な行為なの？
全身オーガズムは、新しいセックステクニック、体位、大人のおもちゃを探求しているときに発生する素晴らしい快感です。
パートナーに胸を愛撫されている間、同時にバイブを使ったことがありますか？そのときのオーガズムは、いつもより強かったですか？いつもと違う快感が全身オーガズムに発展する可能性があります。
しかし、全身のオーガズムを求めて、専用のトレーニングに取り組むことも必要です。
全身オーガズムを得るには何から始めればいいの？
２つのうちの何れのアプローチかに関係なく、以下の方法は役立ちます。
十分な時間をとる
全身オーガズムは通常、10分とかの短時間で得られるものではありません。
リラックス
全身オーガズムを得ようと自分にプレッシャーをかけることは、リラックスの反対であり逆効果です。
探求するポイントは、全身オーガズムを得ようとすることではなく、自分の体についてもっと学び、快楽への理解を深めることです。
呼吸
呼吸は非常に多くのすばらしい快感を生み出します。
最終的に、呼吸が人生にエロティックなエネルギーをもたらすのに役立つことが理解できると思います。
呼吸法①：接地呼吸
・あぐらをかいて座り、背骨をまっすぐにする
・両手をお腹に置き、お腹を完全にリラックスさせる
・肺からすべての空気を吐き出す
・口から息を吸いながら、アヌスからゆっくりと吐き出すイメージ
・肛門をそのままにして、口から息を吐き出す
・以上を繰り返す
この呼吸法を続けると、リラックスしてきて全身が紅潮するでしょう。
呼吸法②：循環呼吸
・唇を少し開き、顎をリラックスさせ、口から息を吸う
・喉の奥がリラックスするのを感じてから、唇の間から空気を吐く
・空気が円形に動くことを想像しながら繰り返す
タントラアプローチの場合、空気の流れに集中し続けるのが良いでしょう。
その際、以下のようにしましょう。
・腰を自由に動かす
・自然に出る声は出るがままにする
・会陰（性器とアヌスの間の場所）に意識を集中する
・骨盤底収縮を呼吸と同期させる
やがてうずくような、開放的な感覚が体全体に広がり始め、至福を感じるでしょう。
マッサージ
パートナーと一緒に全身オーガズムを探求している場合は、いい香りのエッセンシャルオイルでマッサージしてもらいましょう。
一人の場合は、お気に入りのローションを使用してセルフマッサージをしましょう。
特にマッサージすべき部位
・肩
・腰
・ふくらはぎ
・足の裏
・前腕
気分を高める
ここまで来たら既にエロティックなエネルギーが蓄積し始めているでしょう。以下の助けを借りて、さらに蓄積しましょう。
・ポルノ
・音声ポルノ
・エロティックな文章を読み上げる
・ファンタジー
あなたが性的に興奮していればしている程よいです。
また、「オー」や「アー」などの声を出すと、より気分が高まり、全身オーガズムにたどり着きやすくなります。
でも、解放する声に集中しすぎないでください。ただ出したい声を出すだけでよいのです。
愛撫する
外側から内側に働きかけましょう。特に以下の部位を愛撫するとよいでしょう。
・内もも
・下腹部
・恥丘
・陰唇
・会陰
・乳首
・お尻
しばらくしてから、Gスポットや前立腺（Pスポット）を刺激すると良いです。これらの性感帯はどちらも、よりフルボディなオーガズムを生み出すことができます。
感覚を組み合わせる
複数の種類の性的刺激を組み合わせると全身オーガズムが起こりやすくなります。（例：Gスポット+クリトリス+アヌス）
関与する神経終末が多いほど、オーガズムは強くなります。
快感を蓄積してから一度引き下げるのも良いです、これはオーガズムの瀬戸際まで達したら、一度感覚を引き下げる方法です。これを何度も何度も行うことでオーガズムがより激しくなります。
体位
特定の体位ではなく、様々な体位や感覚を切り替えることが重要です。
キーは多様性、期待、時間です。
とはいえ、GスポットやPスポットへの刺激は全身オーガズムの可能性を高めます。
したがって、騎乗位や後背位はオススメです。なぜならGスポットに当たる角度を変えることができるからです。
大人のおもちゃ
商品名に「Gスポット」または「前立腺」という言葉が含まれるおもちゃは、試してみる価値があります。
特にクリトリスに直接触れないおもちゃは、オーガズムの際に解放される腹部と筋肉の緊張を高めるのに役立ちます。
パートナーを全身オーガズムに導く方法
パートナーと一緒に全身オーガズムを探求したいのはなぜですか？ それはパートナーのあなたに対する評価を高めたいからですか？
自我は性的に何かを探求する正当な理由にはなりません。
全身のオーガズムは、あなたとパートナーが一緒に探求すべきものです。しかし誰かをオーガズムに導くことはできません。オーガズムに達するのを助けることができるだけです。
あなたができることは、パートナー（およびパートナーの言語的および非言語的手がかり）をヒントにすることです。
それで、パートナーが「そこ！」と言ったら、そこに留まりましょう。
息を止めてオーガズムをブロックする人が多いため、呼吸を促しましょう。または自分と一緒に呼吸することを勧めましょう。
何も起こらなかったら？
全身オーガズムはすぐに得られるものではありません。
ここに書かれた呼吸法の実践を繰り返したり、他の方法で性的快感を高める方法を試しましょう。
どの方法が合っているかは、個人により、時期により異なるものです。焦らずに、実践の中で生じる快感を楽しみましょう。
結論
全身オーガズムは、他タイプのオーガズムよりも気持ちよく、満足感があり、心の奥底からのもので、解放的で、注目に値するという意味ではありません。
全身オーガズムを探求したい場合は、息を吸い、ゆっくり進み、自分の体とコミュニケーションを取り、つながりましょう。
または、あなたの空想をくすぐる様々な方法（想像・ポルノ・おもちゃなど）で快感を求めてください。