オーガズム瞑想の方法
オーガズム瞑想は、マインドフルネス・愛撫・快感を組み合わせたウェルネスプラクティスです。
初心者にとっては、クリトリスの周りを15分間愛撫するという、2人で行う体験です。
目標は1つだけです。それは心を解放してただ感じることです。
愛撫は、とても具体的な方法で行われます。クリトリスの左上を上下に愛撫しますが、それはまぶたをなでるよりも優しく行います。通常、愛撫はローションを付けた手で男性パートナーによって行われます。
オーガズム瞑想は目的のない実践です。その意図は前戯やオーガズムを得ることではありません。この瞑想の名前に「オーガズム」という言葉が含まれていますが、オーガズムが目的ではありません。 むしろ、今現在の瞬間に集中し、快感を体験することです。
これは、伝統的な瞑想に少し似ています。
伝統的な瞑想とオーガズム瞑想
オーガズム瞑想は「つながり」の瞑想です。それは瞑想の力とオーガズムの経験を融合させます。
伝統的な瞑想はスピリチュアルな目的を持ち、自分の現実に疑問を抱かせることを目的としていましたが、何年にもわたって、瞑想は健康や不安を軽減する方法論やマインドフルネスセラピーに変わってきました。
この変遷は問題ないものです。すべての瞑想は瞑想と見なされます。
瞑想は本当の自分とつながる方法であり、私たちが本当の自分と混同しがちな「社会的役割を背負った自己」から逃れる方法です。
初心者にとってオーガズム瞑想は、単にパートナーによる15分間のクリトリスの愛撫のように見えるかもしれません。実際にこれは、瞑想に慣れていない人に、瞑想を勧めるための導入の時間です。
アスリートにとって、それはエクササイズのフロー状態に入ることのように見えるかもしれません。また他の人にとっては、それはマントラを繰り返すことのように見えるかもしれません。
オーガズム瞑想によって自分自身と自分というものを忘れることができれば、それは一定の目的を達しているといえます。
通常の瞑想もオーガズム瞑想も、心と体のつながりの改善を目的としており、自分自身をより穏やかにさせるだけでなく、他の人と深くつながることができるようにもなります。
とはいえ、オーガズム瞑想は万人向けではありません。2人の間の成熟した親密さが必要かもしれません。これが難しい場合は、代わりに慣習的な瞑想を試してみましょう。
オーガズム瞑想の健康効果
オーガズム瞑想を実践する人々は、幸福度が増し、ストレスや不安が減り、より健康的でつながりのある関係を築くことができると述べています。
それはまた、体と心が機能する方法への理解を促進させます。
オーガズムはこの瞑想の最終目標ではありませんが、オーガズムを経験する人もいます。そして、オーガズムは健康に多くのメリットをもたらします。
最後に、様々な形の瞑想には多くの健康上の利点があります。
瞑想は、コミュニケーションとリラックスの能力を開き、身体に関連するイメージを改善し、循環と血流を増加させ、筋肉と関節に関連する痛みを和らげ、睡眠の質を改善し、性欲を高めます。
オーガズム瞑想の方法
環境を設定する：あなたの環境が快適でリラックスできることを確かとしましょう。愛撫する人が座るためにヨガマット、ブランケット、クッションをセットしましょう。
手の届くところにハンドタオル、タイマー、ローションを用意してください。
快適な位置に座ります。
タイマーを13分にセットし、更に追加で2分をセットし、合計 15 分です。
愛撫する人は、見たものの色、質感、場所について説明する必要があります。
愛撫する人は指にローションを塗り、愛撫される側に準備ができているか尋ねます。同意した後、愛撫する人はクリトリスの左上を愛撫し始めます。
タイマーが13分で鳴ったら、愛撫する人はダウンストロークを使い始める必要があります。
2回目のタイマーが鳴ったら、愛撫する人は、2人の心が身体に戻るまで、手を使ってパートナーの性器に力をかける必要があります。
初めて挑戦では、心をオープンにして実践してください。あなたが持っている先入観を全て手放してください。
公式の方法は一人が愛撫し、他方が愛撫されるというものですが、自分のやり易い方法で実践してよいです。
パートナーがいなければ、一人で瞑想的なマスターベーションを試してみてください。
オーガズム瞑想は厳密にはパートナーとの活動ですが、瞑想的なマスターベーションを一人で実行することも可能です。
1日のうち15分しかかからない
オーガズム瞑想に興味がある場合でも、単に自分を愛撫することに興味がある場合でも、時間をかけて快感に集中することで瞑想的な性質がもたらされ、自分の中でより強い性的健康のつながりを確立できるようになります。
現代の慌ただしい環境において、1日15分間クリトリスの愛撫に専念するという方法は、多くの人に支持される新しいセルフケアテクニックになるでしょう。